中坊進二は流れ橋を見に行きたい

中坊進二はその名前の由来を知りませんが、
流れしまうから「流れ橋」と呼ぶのかもしれません。
しかし、橋は人や物を運ぶのが目的です。
その役目を放棄して川を流れてしまっては、橋として意味がありません。
昔はコンクリートがなく、
洪水でも決して壊れない橋を作ることが難しかったため、
ロープなどを繋いでおいて、
修理がしやすい橋として「流れ橋」を作ってきました。

先日、八幡市にある流れ橋(上津屋橋)が
流れなかったこととして注目を集めました。
大きな台風が来たらいつも流れていて、
その回数は1953年に作られてから21回にのぼります。
しかも、2011年からは4年連続で流失していました。
ちょっと流れ過ぎだと中坊進二は思います。

この橋があるのは府道で、府の重要な道として利用されています。
歩行者専用ですが、
この橋を利用して通学・通勤する方も居るかもしれません。
そこで府は昨年、橋の補強工事を行いました。
その結果、今回の台風16号の脅威からしっかりと守ることが出来ました。
漂着物が堆積するなど、まだまだ課題は多いのですが、
一定の成果が出たとして、府はかなりご満悦の様子です。

今回、流失しにくくするために取った手法は、
一部にコンクリートの杭を使用するというものです。
もちろん、景観を損ねないように作る必要がありましたので、
木で隠れるように設置したと中坊進二は思っています。
流木などが引っかからないようにするために、
橋脚の間隔をいつもの2倍近く広げたのも、流失を防いだ要因だと言えます。
まだ実物を中坊進二は見ていませんので、
機会があれば見に行きたいと考えています。