京都の中坊進二が語る、お揚げさん

薄切りにした豆腐を油で揚げたものが油揚げです。
全国各地で様々な料理に使われる、誰もが慣れし親しんだ食材です。
京都の中坊進二は、油揚げのことを「お揚げさん」と言います。
京都の中坊進二の曰く、京都では大抵の人は油揚げのことをお揚げさんと言うそうです。
物心付いた時から現在まで使っています。
この言い方は、昔の京都の名残なのかもしれないそうです。
他県の人と話す時に「お揚げさん」というと、
さすが京都は違う!と言われるのがもはやお約束の流れだそうです。
前は気にしていましたが、
今では「この言い回しも立派な京都の文化だ」と開き直ってポジティブに捉えています。

京都のお揚げさんは他の県と違い長さも分厚さも違います。
他の県で油揚げを見ると、その違いにびっくりしています。
やはり慣れ親しんだ京都のお揚げさんが中坊進二にはしっくり来ます。

京都の中坊進二が好きなお揚げさんを使ったメニューは衣笠丼です。
この衣笠丼は甘辛く炊いたお揚げさんと九条ねぎを卵で綴じて、ご飯に載せた丼ものです。
幼い頃から母親やお婆さんが作ってくれた衣笠丼が大好きで、
中坊進二にとって今でも好きな料理の一つです。
今でも好きで、美味しい衣笠丼を出してくれるお店を探したり、
自分のベストなお揚げさんを探して衣笠丼を作って食べています。
お店でも自分が作ったものでも、美味しい衣笠丼を食べた時が至福の瞬間です。

京都の中坊進二はお揚げさんが昔から好きで、今でも好きな食材の一つなのです。